2003年度 トニー賞 作品賞 受賞、
助演男優賞 受賞の傑作コメディを日本初演!

メジャーリーグのスター選手の衝撃告白でチームは大混乱!
野球チームのロッカールームでのコメディ。
されど人種問題や差別などシニカルな内容を含んだ問題作が
2016年12月、待望の日本初上陸!
日本初上陸の問題作、180席の密着空間で
驚愕のドラマが白熱する!
11人の男たちの燃え滾る身体と魂の叫喚、
刮目せよ。
小さい頃、プロ野球選手になりたかった。イチローに憧れて左打ちを練習して朝から晩までバットを振ってた。けれど学年があがる度に少しずつ現実がわかり、少しずつ夢を諦めていった。だから初めてメジャーリーグの試合を体感した時のスタジアム。「Take Me Out to the Ballgame」「アメリカ国歌」の合唱、どこまでも広がる青空と歓声、素晴らしいプレーの連続にこころから震える感動を覚えた。

2003年トニー賞を受賞したこの作品の舞台はメジャーリーグの架空のチーム。黒人、白人、日本人。様々な人種、同性愛、格差、信仰、差別。たくさんの性別や出生を持つプレイヤー達のいる「ロッカールーム」、裸のシャワールーム。僕は、今からプロ野球選手にもメジャーリーガーにもなることはできない。でも、例えば、この「ロッカールーム」を芝居の「稽古場」に置き換えてみる。するとこの物語は様相を変え、突然リアリティを持って迫ってくる。この「ロッカールーム」はもしかしたら「職場」や「学校」、一番近くにあるコミュニティー、もしくは「家族」なのかもしれない。「ロッカールーム」から見える景色が夢なのか、悪夢なのか、それともスタジアムの青空のように、ここではない何処かへ私を連れて行ってくれる何者なのか?

11人の素晴らしい演技者であるプレイヤーと、スタッフ、観客の皆様と共に「ロッカールーム」という劇場で起こる、ドキュメンタリーのような出来事を体感できること、楽しみにしています。

演出 藤田俊太郎

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